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■ShapeShift(シェイプシフト)とは?
2014年8月にスイスで設立された異なる仮想通貨を交換する事が出来る仮想通貨の両替所です。類似サービスとして同様に仮想通貨同士を交換出来るChangelly(チェンジリー)があります。
■ShapeShiftの特徴
●特徴1:両替が瞬時にできる
通常、仮想通貨Aをほかの仮想通貨Bに替えようとするときは、取引所において他のユーザーが売っている仮想通貨Bを仮想通貨Aで買います。この方法は取引所を介する他のユーザーとの取引であるためそれなりの手間と時間を要する場合が多いのです。しかしShapeShiftでは、ShapeShiftとユーザーの2者のみが存在し手続きもほとんどないため、驚くほどスピーディーに両替を行うことができます。また取り扱い通貨も69種類存在するため、有名な仮想通貨にはすべて対応してると考えてよいでしょう。さらには取引所には直接交換することができない通貨同士でも、ShapeShiftではどの組み合わせでも両替することができるのです。ただし、法定通貨は使用しておらず仮想通貨同士の両替しか行えない点には注意が必要です。また、ShapeShiftは両替所としての機能しか有さないため、ウォレット機能もなければ送金や融資なども行えないです。
●特徴2:手数料がない
ShapeShiftでは両替手数料やサービス手数料が一切発生しません。唯一発生するのがマイナー手数料ですがこれはShapeShiftに入るわけではありません。”じゃあShapeShiftはどうやって儲けているの?”という声が聞こえてきそうなとこですが、その答えはスプレッドです。スプレッドとは売値と買値の差のことであり、仮想通貨Aを仮想通貨Bに両替するとするとき相場のレートより低めに設定されています。例えば相場では A:B=1:2 のレートでも、ShapeShiftでのレートが少し低めの A:B=1:1.9 で設定されているのです。この場合、(1+マイナー手数料)Aを両替すると、0.1BがShapeShiftの利益となります。
■ShapeShiftのメリット
1.メンバーシップ登録を行った先着10万名に、イーサリアムベースのコインFOXトークンが100FOXプレゼントされる
2.ShapeShiftを利用して仮想通貨の交換を行った場合、その0.05%分のFOXが配布される
3.1万ドル分の高額取引が可能になる
■ShapeShiftのデメリット
1.セキュリティが不安
2016年の前半にShapeShiftは複数回ハッキングの被害にあい、一時サービスを停止するなどしていました。幸いユーザーの資産には被害はなかったようですが、運営は2500万円以上の盗難被害にあったようです。運営内部にも犯行者がいたようで、セキュリティには不安があります。また、”ShapeShit”という偽サイトが立った事もありお金を抜き取られる被害がありました。
2.マネーロンダリングの温床となりうる
先ほど匿名性をメリットとして挙げましたが、これは逆にデメリットにもなりえます。個人が特定されないため、犯罪組織などが不当に取得した資金の出どころを隠ぺいする(マネーロンダリング=資金洗浄)ために使われかねないのです。この対策として一度の入金上限額(およそ60万円)が定められていますが対策としては不十分でしょう。犯罪を助長する可能性があるため社会的に良しとされず今後規制の対象となるかもしれないのでそこには注意が必要です。
■アカウント開設方法
ShapeShiftのウェブサイトにアクセスすると、上のような画面が出ます。
まだ登録を済ませていない方は、「Sign Up」をクリックしてください。
メールアドレスとパスワードを入力し私はロボットではありません(I’m not a robot)にチェックを入れてください。
「Sign Up」または「Register」をクリックすると、登録をしているのがロボットではなく人間であることを証明するために、指示にあるものをクリックしていきます。下のように「自動車」が指示されている場合は、自動車が含まれた写真を全てクリックしていきます。
一度クリックした場所であっても、新しく自動車を含んだ写真が表示される場合は、再度クリックしてください。
すべてクリックできたら、下の「確認」をクリックしてください。
■バックアップコードの保存
下の画面に変わり、10個の数字が表示されます。
この数字はしっかり保存しておかなければなりません。
「Print」をクリックした後、プリンターで印刷しておくか、「Copy」をクリックして、スマートフォンのメモ機能やパソコンのエクセルなどに貼り付けて保管してください。保管したデータの紛失には十分気をつけてください。
しっかり保存ができたら、チェックを入れて「Done」をクリックします。
■二段階認証の設定
自動的に二段階認証の設定画面に移ります。
画面に出てくるQRコードを、GoogleのAuthenticatorなどの二段階認証を行うためのアプリで読み込んでください。
下にある英数字は、QRコードと同じ内容になります。
例えば、スマートフォンの機種変更をした際や、スマートフォンを紛失してしまった場合、Authenticatorの再設定を行わなければ、ShapeShiftにログインできなくなってしまいます。そうならないよう、この英数字もしっかり保存しておいてください。
Authenticatorに登録できたら、上の画面のようにShapeShiftが追加されます。
ここに表示される数字を確認しながら空欄に数字を半角で入力してください。
また、Authenticatorに表示される数字は、30秒ごとに変わります。
もし間に合わなかった場合は、新しく表示された数字を入れるようにしてください。
■メールアドレスの認証
二段階認証が終わると、上の画面に切り替わります。
これは、登録したメールアドレスが本人のものであるかどうかを確かめるためのものです。登録したメールアドレスにShapeShiftからメールが届いていますので、確認してください。
送られてきたメールはこのような画面になっているので、「Verify My Email」をクリックして認証してください。
メールアドレスの認証が終わったら、アカウントの登録は完了です。
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