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■KuCoin(クーコイン)の評判はどうなの?
KuCoinは2017年9月にオープンしてから、急成長を遂げている取引所です。
最近では取扱量で世界20位以内に入るなど、第二のバイナンスと目される海外取引所です。
■KuCoin(クーコイン)のメリット
1.各項目平均点以上!万能型の取引所
手数料、使い勝手といった面ですべて平均点以上にまとめられています。
手数料は一律0.1%と海外取引所の中でも上位クラス。仮想通貨の種類も130種類以上と及第点といえます。総合的に見てかなりバランスのとれた取引所といえそうです。
2.独自トークン(KCS)が魅力的
クーコインは独自通貨「KCSトークン」を提供しています。
バイナンスなどの取引所も独自通貨を発行していますが、KCSは「配当型トークン」とよばれる形式になっているという特徴があります。一般的な独自通貨は購入する必要があるのに対し、KCSトークンはKuCoin内で利用した際の手数料のうち50%を分配してくれるんです。つまり、KuCoinで取引すればするだけトークンが貰えるということ。取引所自体の人気が高まりと、そして四半期ごとに取引所がKCSトークンを買い戻して流通量を絞ることによって、急速に価値を上げています。
3.将来性に期待できる
取扱通貨は130種類かつバイナンスで扱っていない銘柄もたくさんあるため、現時点でも十分なラインナップを実現しているKuCoin。さらに、2018年12月までに1000種類の新しいアルトコインを上場させる予定だと公式アナウンスを出しています。今年中に世界の仮想通貨取引所トップ10に割って入ることを宣言しており、かなり強気な姿勢です。
■KuCoin(クーコイン)のデメリット
1.信頼性に疑惑アリ
KuCoinの創業者はもともと中国の巨大IT企業「アリババ」のグループに在籍していたMichael Gan氏。
その経歴から信頼性・将来性に期待が集まっていた海外取引所です。しかし2018年3月、それまでホームページ上に掲載していたKuCoinの運営メンバーの顔写真と経歴が削除されていたことが発覚し波紋を呼びました。さらに、KCSトークンの配当も滞っており、この2つ疑念によってKCSトークンの価格は急降下。ホワイトペーパーには引き続き顔写真、経歴とも掲載されており、トークンの配当についてはユーザー急増による技術的な対応の遅れによるものとアナウンスがされています。滞っていたトークンの配布も再開を予定しており、真摯な対応といってもいいでしょう。
結局のところやましいところがあるわけではなく、純粋な仕様変更と不測の事態が重なっただけのようです。不安視する声もありますが、トークンの価格は急落前の水準まで戻りつつあります。今後順調にいけば、さらなる値上がりは確実でしょう。今後の動向が楽しみです。
2.日本からのアクセスが規制されるかも
以前は日本語に対応していましたが、現在では非対応になっています。
金融庁の規制を免れるためと見られています。それと同じタイミングで一時的に日本のIPアドレスからアクセスができなくなりました。現在ではアクセスや入出金できる状態ですので、仕様変更に伴う一時的なものと考えられます。KYC認証は依然日本人だと承認が降りないようですが、KYC認証を行わなくても取引自体は普通に行なえます。利用できなくなるとしても、通常であれば事前にアナウンスと猶予期間が設定されるはずですので、焦って資金を移動させる必要はないでしょう。
■KuCoin(クーコイン)のまとめ
大胆なアナウンスや魅力的な独自通貨で注目を集めてきたKuCoin。
一時的に世界の取引所ランキング19位に入ったりと、ここまではいい進捗に見受けられます。もしかするとこのまま本当にトップ10に入ってしまうかも。期待値はかなり高いと思いますが、新しい取引所なだけに今後の展開から目が離せません。口座の開設も簡単なので、KCSが気になる人はお早めに登録を。
■こんな人におすすめ
・手軽に始めたい
・KCSトークンを手に入れたい
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