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■Kraken(クラーケン)の評判はどうなの?
Krakenはかつて日本語に対応していた海外取引所です。
日本法人があり、日本円での入出金もできたため国内でかなり人気だったのですが、2018年の5月中旬以降に順次日本市場から撤退していくと発表。ただこの撤退は日本の資金決済法の規制に準拠した形で再度仮想通貨交換業ライセンスの申請を行うということだったので、前向きな撤退と考えていいでしょう。レバレッジ取引も可能ですが、最大5倍と控えめ。取扱銘柄は17種類も海外取引所にしては少ないですが、シンプルにデザインされた取引画面もなど使い勝手は抜群。
■Kraken(クラーケン)のメリット
1.セキュリティ、信頼性あり
「ビットコインの神」と呼ばれるビットコイン支援家のロジャー・バーもKrakenに出資していることもあり、堅実性や信頼性に定評があります。それもそのはず、創業が2011年とかなりの古株。
今考えて思えば2011年なんて仮想通貨自体の認識もかなり薄い時代なので、先見の明はさすがといったところです。登録時の本人確認書類も厳正で、運営体質の健全さがうかがえます。すでに国内法人復帰を望む声が多く上がっています。
2.手数料が安い
Krakenの売買手数料は0%から0.26%。
海外取引所の中では飛び抜けているわけではありませんが、国内の取引所に比べるとかなり割安になっています。
■Kraken(クラーケン)のデメリット
1.全体的に特徴に欠ける
ひとことでいえば、海外取引所にしてはユニークさに欠ける、という見方もできます。
2.板取引ができない
取引画面がシンプルなのですが、他の取引所でよく目にする板がありません。
チャートと注文画面が別れているため、板取引に慣れた人は「使いにくい」と感じるかもしれません。
■Kraken(クラーケン)のまとめ
海外取引所と国内取引所の中間のようなKraken。
ハードな取引は好みでないけれど、欲しい通貨が日本の取引所にない、という方におすすめの取引所といえるでしょう。
日本市場から撤退するときの発表にも、将来復帰したいという含みがありました。今後の動向に注目です。
■こんな人におすすめ
・国内取引所から段階的に卒業したい
・英語が超苦手
・取引画面はシンプルな方が好み
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