HitBTC(ヒットビーティーシー)は海外の取引所で運営会社はHIT Solution Inc.です。取引所はイギリスで登録されているものの、HIT Solution Inc.がどこの国の会社か不明で、詳しく調べても会社に関する情報は出て来ませんでした。現在世界11位の出来高(2017年12月27日現在)で、取引所としては2013年から続いております。
取引手数料が0.1%と非常に安いことが特徴です。
ICO直後の仮想通貨を多く上場しているので、ICO投資を考えている人は必ず知っておくべき取引所だと思います。またビットコインのハードフォークに一早く対応しているので、もったコインをすぐ売りたい人なども知っておくべき取引所です。
【注意!】
2018年6月2日に、HitBTCから日本人向けのサービスを一時停止すると発表がありました。日本と思われるIPアドレスからの接続では、14日後に売買ができなくなります。サービスが再開されるまで、新規の口座開設は、一旦保留したほうがいいでしょう。
Contents
■取扱通貨
現在BTC,ETH,XRP,NEMなど431種の取引ペア(2018年1月5日現在)が存在します。
■HitBTC(ヒットビーティーシー)3つのメリット
1.手数料が最安クラス
HitBTCの手数料は0.1%で海外の取引所の中でも最安の方です。
手数料が安いと言われているBittrexやPoloniexなどの取引所でも0.25%ほどなので相当安いといえます。
2.ICO直後の仮想通貨が多い
ICO直後の仮想通貨を数多く取り扱っています。ICO後に真っ先にHitBTCに上場するコインも多く、その中には値段が数倍数十倍になるものも多く存在します。ICOに投資したり草コインを買いたい人などに向いています。その分詐欺のようなコインも中には存在していて、資産がなくなってしまう危険も存在します。
3.ハードフォークへの対応が早い
Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)の時は、ハードフォークが発生した5時間後程には付与されて、売買が開始されました。他の取引所では、12月になっても対応していないところも多いので相当早いといえるでしょう。
■HitBTC(ヒットビーティーシー)3つのデメリット
1.日本語対応していない
海外の取引所なので、当たり前のことですが日本語対応していません。対応している言語としては、中国語と英語なので2つともあまり得意ではない人にとっては少し使いにくいかもしれません。また、法定通貨で入金出金出来るのはドルとユーロしかなく、日本円に対応していないので、もし日本人が使おうとしたら一度日本円を日本の取引所で仮想通貨に替えてそれをHitBTCに送金して使わなければなりません。これもデメリットといえるでしょう。
2.運営会社の情報が少ない
運営会社のHIT Solution Inc.に関する情報がほとんど乗っていなくて、メンバーの情報やどこの国の会社(多分イギリス?)かがわかりません。これは一見あまり問題ないことのように思いますが、取引所を評価する上で運営の信頼は非常に大切なので、運営元の情報が不明というのは取引所においてはかなり大きな問題です。取引をするときには取引所に自分の資産を一度預けるわけなので、運営会社のセキュリティが甘く、ハッキングされてしまったり倒産してしまったら自分の資金が失われてしまいます。取引所に自分の資産を持ち逃げされてしまう可能性もあります。実際にMt.Goxという取引所では、セキュリティが甘かったためにハッキング被害にあい顧客の資産を奪われてしまいました。
そのため運営元がわからないというのはかなりリスクです。
■HitBTCの口座開設(登録)方法
下記URLからHitBTC(ヒットビーティーシー)へアクセスします。
→ https://hitbtc.com/
画面右上の【Register】をクリックしてください。
メールアドレスとパスワードを入力して【Register】をクリックしてください
メールアドレス宛にメールが届くのでリンクをクリックしてください。
これで登録は完了です。
メールアドレスとパスワードを入力して「私はロボットではありません」にチェックをいれて【Sign in】をクリックしログインしてください。
ログインできましたら、口座開設の登録はこれで完了です。
続いてセキュリティ強化のために二段階認証設定をしていきます。
■二段階認証設定
右上に設定のアイコンがあるのでクリックします。
今回は二段階認証なので【Security】をクリックします。
QRコードが表示されるのでアプリで読み取りましょう(シークレットキーとバックアップコードは控えておく)。
■HitBTCの入出金方法
●入金方法
HitBTCは日本円での入金出金に対応していません。そのため、HitBTCに入金するにしても出金するにしても、日本円で入出金が可能な取引所で口座をもつ必要があります。なので、ここでは日本人向けに、仮想通貨を日本の取引所やウォレットから送る方法を紹介します。
まず、四角で囲ってある緑のDepositをクリックします。
下の四角で囲った列から送金したい通貨の青いボタンをクリックします。
するとこのような画面が出て来るので下のアドレスコピーする、もしくはQRコードを読み込んで、bitFlyerなどから、送金先情報のところに入力して入金します。
●出金(送金)方法
日本人は法定通貨での出金ができないので、仮想通貨を他のウォレットや取引所のアドレスに送る方法を紹介します。入金の時と同じように右上のDepositをクリックして下の四角で囲った列から送金したい通貨の青いボタンをクリックします。
下のような画面になるので、Amountのところに出金したい額を入力して、Authentication Codeのところに二段階認証コードを入力して、Addressのところに送金先のアドレスを入力して、Withdrawをクリックします。
その後はメールが送られてくるので、そのリンクをクリックすれば送金が完了します。
●取引方法
取引の時にはまず、Depositのところから取引したい(売りたい)仮想通貨をMain AccountからTransferの→ボタンをクリックしてTrading Accountに移動させます。これは、取引のときに「投資用の資産」と「持っている総額」を分けることで管理を楽にするためです。
その後左上のExchangeをクリックし、右側にあるsearchをクリックし、取引したい仮想通貨を検索します。(今回は便宜的にBTC/XRPで行います)
あとは、以下の画面から売り買い出来ます。
取引方法は、三種類あって、Market(成行注文),Limit(指値注文),Scaled(分割注文)です。
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