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■仮想通貨の管理場所
あなたは、購入した仮想通貨をどこで管理していますか?
大半の方は、仮想通貨取引所に置きっぱなしだと思います。仮想通貨取引所は、個人と違いセキュリティ対策に多額の資金を投入していますが、世の中に完璧なセキュリティは存在しません。直近ですと、2018年9月25日に仮想通貨取引所Zaifが不正アクセスにより約70億円の仮想通貨が外部に流出しました。そして同年1月26日には仮想通貨取引所コインチェックが不正ハッキングにより取り扱っている仮想通貨の1つである「NEMのアドレス」から5億2300万のNEM、日本円相当で580億円分が流出しました。
このように大手仮想通貨取引所でさえも、不正ハッキングに合い、多額の損害を出しております。仮想通貨はまだ自己責任で自分で自分の資産を守らないといけない現状です。
では、どのように自分の仮想通貨を守るのか?
その1つの手段がハードウェア・ウォレットに自分の仮想通貨を移しておくことです。
■ウォレットの種類
ウォレットには、大きく2種類に大別できます。
1.ホットウォレット
2.コールドウォレット
1のホットウォレットは、常時インターネットにつながっており、ハッキングの危険に晒されています。
仮想通貨取引所のウォレットは、ホットウォレットです。
2のコールドウォレットは、常時インターネットにつながっておらず、オフラインで仮想通貨を管理するのでハッキングにまず合わないです。
コールドウォレットにも大きく2種類に大別されます。
A.ハードウェア・ウォレット
B.ペーパーウォレット
Aのハードウェア・ウォレットは、今回紹介する【Ledger Nano S(レジャーナノS)】や【TREZOR(トレザー)】に当たります。
・Ledger Nano S(レジャーナノS)
・TREZOR(トレザー)
Bのペーパー・ウォレットは、読んで字のごとく紙のウォレットです。
どのようなものかと言いますと下図のようにQRコードやコードが紙に印刷されています。
あなたが持っている仮想通貨をコード化し紙に印刷することにより、インターネット環境から隔離し管理します。ペーパー・ウォレットは、主に長期使用予定のない仮想通貨を保管しておく目的で使用されます。
っというのも少額をいちいちペーパー・ウォレット化するのは手間がかかるし、使いたい時に手が届くところにあるのならそれほど手間はかかりませんが、金庫などにペーパー・ウォレットを保管していると取り出して使用するのもちょっと面倒です。
逆に、手に届くところにペーパー・ウォレットを置いておくのは危険です。誰かに盗まれてしまう危険があります。
以上のことを考えると【ハードウェア・ウォレット】にご自身の仮想通貨を保管しておく方が安全で使い勝手もいいです。
ハードウェア・ウォレットは、【Ledger Nano S(レジャーナノS)】と【TREZOR(トレザー)】の2種類が仮想通貨業界では有名です。
この2種類のハードウェア・ウォレットは何か違うのか?それは次回のお伝えしていきます。
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