フィスコ仮想通貨取引所とは、JASDAQ上場企業である株式会社フィスコの子会社である、株式会社フィスコ仮想通貨取引所が運営している、取引所になります。2018年10月10日追記:フィスコ仮想通貨取引所はハッキング被害に遭ったZaifと事業譲渡契約を締結し、取引所Zaifを承継することが発表されました。フィスコ仮想通貨取引所は、「販売所」と「取引所」の2つの形式で取引をすることができ、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)の3種類の銘柄に加えて、多数の独自トークンを購入することができます。ビットコイン販売所と取引所の違いは、簡単に言ってしまうと、運営会社と取引をするのが販売所であり、ユーザー同士で取引をするのが販売所であり、販売所の方が取引所よりも、手数料が割高である傾向があります。
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■フィスコ仮想通貨取引所のメリット
1.ビットコイン現物取引の手数料が無料
フィスコ仮想通貨取引所は、ビットコインの現物取引の手数料が0%となっています。ちなみに、アルトコインの現物取引の手数料も、maker手数料の場合、無料になっています。
2.独自トークンを購入することができる
フィスコ仮想通貨取引所では、FSCC(フィスココイン)、CICC(カイカコイン)、NCXC(ネクスコイン)の3種類の独自トークンを購入することができます。これらの独自トークンは、株式会社フィスコと、フィスコの子会社である、株式会社カイカと株式会社ネクスグループが発行したものになります。仮想通貨とは、独自の技術を持っているのに対し、独自トークンは、既存の仮想通貨の技術を利用して作成されたものになります。FSCC、CICC、NCXCは、カウンターパーティー(XCP)上で発行されたものになります。
これらの独自トークンは、Zaifもしくはフィスコ仮想通貨取引所で購入することができますので、購入したい方は、フィスコ仮想通貨取引所に登録しておくと良いでしょう。
3.セキュリティ
フィスコ仮想通貨取引所は、セキュリティにも力を入れており、インターネット上に繋がっていない「コールドウォレット」や、秘密鍵を分割して管理する「マルチシグ」を採用しています。顧客のビットコインが大量に紛失した、マウント・ゴックスの事件以来、安全性やセキュリティは、取引所により一層求められるものになっていますが、フィスコ仮想通貨取引所はきちんと対応しており、安心して利用できる取引所であると考えられます。
■フィスコ仮想通貨取引所のデメリット
1.利用者が少なく板が薄い
フィスコ仮想通貨取引所は、まだ知名度がそれほど高くないため、取引量が少ないというデメリットがあります。取引量が少ないと、板が薄くなってしまい、その結果、売値と買値の差であるスプレッドが広がり、自分が希望する値段で売買がしづらくなってしまいます。
手数料が安い、独自トークンの購入ができるなどのメリットもあるため、今後利用者が増えてくると予想されますので、少しずつこのデメリットが解消されていくことが期待されます。
2.レバレッジ取引ができない
フィスコ仮想通貨取引所は、レバレッジ取引に対応しておらず、現物取引のみしか行うことができません。
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