日本発の仮想通貨のモバイルウォレットであるGinco(ギンコ)は、スマートフォンで通貨を管理できる仮想通貨ウォレットアプリのことです。
Gincoは無料アプリをダウンロード&インストールするだけで利用できます。
しかしモバイルウォレットであるGingoのセキュリティーってどうなの?
結局安全なの?危険じゃない?使う価値あるの?っと疑問に思っている方が多いと思います。
Contents
■Ginco(ギンコ)とは?
「お金は銀行で、仮想通貨はGincoで」というキャッチコピーで仮想通貨の銀行を目指しています。つまり仮想通貨を銀行のように預けられるようなアプリを目指しているといったところです。
■取り扱い通貨
取扱い通貨は、意外と多く17種類です。
■メリット
1.国内発のウォレットで使いやすい
Ginco(ギンコ)は日本発のウォレットで使いやすいウォレットとなっています。そのため日本語に完全対応しており、説明書いらずで利用することができます。現在出回っているウォレットは海外版が多く、利用するのに説明書や語学の知識が必要でした。Ginco(ギンコ)はその必要がありませんので、気軽に利用できることがメリットになります。
2.17種類の通貨に対応
現在のところ17の仮想通貨に対応しており、ビットコインはもちろんイーサリアムやライトコイン、トロンやゼロエックスにも対応しています。
2018年9月にリップルにも対応しました。2018年の後半にはリスクにも対応予定となっており、今後も多くの仮想通貨に対応していくことでしょう。
3.強固なセキュリティ
Ginco(ギンコ)はクライアント型方式ウォレットであり、ユーザー端末からしかアクセスができないようになっています。そのためハッキングや不正ログイン等の被害にあいにくく、セキュリティ面において強固な仕組みとなっています。
もしGinco自体がハッキングされてもサーバーに秘密鍵を置いていないため、ウォレットにアクセスするために必要な秘密鍵を奪われることはありません。
またバックアップもとることができ、スマホ端末の紛失や盗難時でも安心です。
4.バックアップの設定可能
ウォレットを利用する前に必ず「バックアップ設定」をしておきましょう。
バックアップをしておかないと、スマートフォンを紛失したときや機種変更時にデータの復元が行えません。設定方法は「バックアップキー」と言われる12個の文字列をメモすることで可能です。
バックアップキーは、紙もしくは別の端末(パソコン)で保存することをおすすめします。
5.指紋認証も可能
Ginco(ギンコ)では「Touch ID」に対応しており、指紋認証でセキュリティを高めることができます。スマホを無くしたときに、ウォレットから通貨を引き出されるリスクを低減できます。
6.AirDrop(エアードロップ)に参加できる
Ginco(ギンコ)を利用しているユーザーの方は、「Ginco Airdrop Program」と呼ばれるAirDrop(エアードロップ)に参加できます。
AirDrop(エアードロップ)に参加すると、様々な仮想通貨を無料で貰うことが可能です。Ginco(ギンコ)では5社のAirdropパートナーと提携しており、各プロジェクトで発行される仮想通貨やトークンを順次配布しております。
通常のAirDrop(エアードロップ)に参加するには、特定の条件を満たしていないと参加でいない欠点がありました。
「Ginco Airdrop Program」は誰でも簡単に、仮想通貨やトークンを受け取れることがメリットになります。
7.豊富な機能が実装予定
Ginco(ギンコ)では今後様々な機能が実装予定となっています。
ウォレットとしての機能だけでなく、普段のお買い物や投資といった次世代型銀行としての役割が期待できるでしょう。
■インストール&登録方法
Gincoのインストール&登録は簡単です。
App StoreからGincoアプリをダウンロードします。
アプリを開いて「今すぐ始める」をタップ。
ユーザー名を入力し、右上の「次へ」をタップ。
日本語、英数字どちらでも構いません。
後から変更もできます。
数字6桁の暗証番号を設定します。
銀行のキャッシュカードの暗証番号くらい重要なものです。
覚えやすく他人に類推されにくい番号にしましょう。
確認のため暗証番号を再度入力します。
重要事項と利用規約について同意するチェックを入れ、「Gincoを始める」をタップします。
起動した画面はこんな感じ。
これでインストールは完了です。
■はじめにセキュリティの設定を行う
実際にGincoに仮想通貨を入金して使い始める前に「バックアップ設定」をしておきましょう。
バックアップ設定はスマホを紛失してしまったり、故障してアプリを起動できなくなったり、機種変更したりといった場合に、アプリ内の資産を復元させるためのものです。
逆に言うとバックアップ設定をしていない場合に、紛失、盗難、故障、機種変更などでアプリにアクセスできなくなった場合、ウォレットを復元させることはできません。
バックアップ設定は「バックアップキー」と呼ばれる12個の単語をメモして保存することで行います。
ホーム画面右上の人物アイコンをタップ。
セキュリティ設定をタップ。
バックアップを実行をタップ。
バックアップについての説明が表示されるので確認して、右上の「次へ」をタップ。
バックアップキーは紙とペンで記録してくださいとの注意書きが表示されます。
「確認しました」をタップ。
バックアップキーが表示されます。
バックアップキーは12個の単語になっており、1~12までの番号が振られています。単語と番号を紙に書き写して、その紙をなくさないように保管するようにします。記録が終われば右上の「次へ」をタップします。
ちなみにスマホでバックアップキーのスクリーンショットを撮ると上図のような警告が表示されます。スクリーンショット自体は撮影できますが、セキュリティのためにも紙とペンを使うようにしましょう。
先ほどのバックアップキーの並び順がバラバラになって表示されます。
先ほど書き写した紙を見ながら正しい順番にタップしていきます。
12個すべて正しい順番にタップできれば「完了する」を押します。
れでバックアップ設定が完了です。
バックアップキーを記録したメモは通帳や印鑑と同じくらい大事に保管しておきましょう。
■Gincoへの入金方法
実際にbitFlyerからGincoにイーサリアムを入金する手順を画像付きで詳しく解説します。
受け取りたい通貨を選んで「受け取る」をタップ。
ウォレットアドレスが表示されます。
このアドレスに自分の取引所から送金したり、相手にこのアドレスを教えて送金してもらいます。
「QRコードを共有」をタップすれば、メールで送ったり、TwitterやLINEなどで送ったりと色々な方法で共有できます。
上図はbitFlyerのスマホアプリの画面です。
実際に私のbitFlyerに入っているイーサリアム0.00998ETHをGincoに送金してみます。上図の赤枠で囲っている「イーサ 0.00998ETH」をタップ。
「入金・出金」のメニューが出てくるので「出金」をタップ。
「外部イーサリアムアドレスを追加」をタップ。
「ラベル」には自分で分かりやすい名前を付けます。
「イーサリアムアドレス」にGincoのアドレスを入力します。
Gincoの受取画面で「アドレスをコピー」をタップすると「コピーしました」と表示されます。
bitFlyerのアプリに戻り、イーサリアムアドレス欄を長押しすれば「ペースト」と出てくるので、先ほどコピーしたGincoのアドレスを貼り付けすれば簡単で間違いがありません。
ラベルとイーサリアムアドレスを入力できれば、右上の「保存」をタップ
bitFlyerにGoogle Authenticatorによる2段階認証の設定をしていれば、2段階認証の確認コード入力画面になるので「認証アプリを起動する」をタップ。
数字6桁の確認コードをチェックして、bitFlyerのアプリに戻り、コードを入力します。
「保存しました」と表示されGincoのアドレスを設定できたので上図の赤枠で囲った「Gincoのアドレス」をタップ。
ETHの出金数量を入力します。
bitFlyerではイーサの出金手数料0.005ETH必要です。
私のbitFlyerの残高には0.00998ETHしか入っていないので、手数料0.005ETHを引いた0.00498ETH全額を入力して「出金」をタップ。
確認画面が表示されるので間違いがないか確認して「出金を確定する」をタップ。
「外部送付を受け付けました」とメッセージが表示されます。
これでbitFlyer側での操作は完了です。
取引がGincoに反映されると、ホーム画面の下部「最近のお取引」に反映されます。「手続き中」はトランザクションプールにトランザクションが入った状態です。Gincoに取引が反映されるまでの時間はそのときのネットワークの混雑具合によります。
「処理中」はトランザクションがトランザクションプールからブロックチェーンに取り込まれた状態です。
「完了」は取引が完全に実行された状態を表します。
無事に0.00498ETHの入金が完了しました。
■Gincoからの送金方法
Gincoからの送金手順を画像付きで詳しく解説します。
ホーム画面で「送金する」をタップします。
カメラが起動しQRコードをスキャンできます。
また「写真から選択」をタップすればスマホに保存している写真からQRコードを選択することもできます。
「アドレスの貼り付け」はコピーしてきたアドレスを自動で送金先に反映してくれます。
「入力画面を開く」は手動での入力となります。(ペーストもできます。)
送金先のアドレスが入力できれば右上の「次へ」をタップ。
送金したい数量を入力し、右上の「送金する」をタップ。
今回は0.001ETH送金してみます。
手数料が0.000021ETHかかります。
これはGincoに支払うものではなく、ブロックチェーンの仕組み上最低限発生する料金です。送金手数料はトランザクションが実行される妥当な金額をGincoが自動で設定しており、送金する際のネットワークの状況によって変動します。
確認画面が表示されるので間違いなければ「暗証番号を入力する」をタップします。
数字6桁の暗証番号を入力します。
これで送金完了です。
ホーム画面の「最近の取引」に「手続き中」として反映されています。
入金のときと同じように「手続き中」→「処理中」→「完了」となっていきます。
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